ワーキングマザーのお受験奮闘日記 小学校受験編

3児のワーママ お受験備忘録です。

願書面接対策〜お手伝い編

願書面接を通して
学校側が知りたいこと。

学校は、
教育現場を常に
より良くしていきたい、良い教育をしていきたいと考えています。
先生それぞれ、学校全体として
理想の教育像があります。

子供はどんな子がいいのでしょうか。
私が教師なら、素直で手がかからない子が多いと自分の教育テーマ研究が捗ると考えます。
全員がそうである必要は勿論ありませんが
手が必要な子供が多いと
「お世話」に時間を取られてしまいますよね。
幼稚園までは、可愛くて良いですが
小学校は教育の場です。
お世話は最低限に留めたいです。

学校側は、どこの学校も説明会では
声を揃えて
個性を大切に、ありのままのお子様で
特別な準備は必要ないと言いますが
それはあくまで
素直で、手がかからない、
年齢相応の高い知力を持っている
ことが大前提です。

さらに言えば
そのようなことを、特別な準備だと思わない保護者を求めているのだと
どの説明会を聞いても感じました。

そして
大前提がある中で、
キラリと光る個性や
伸び伸びとした子供らしさ
などの要素が
はじめて加わるのです。

これが本音と建前です。

では、素直さ、手がかからなさ、知力はどのように示すのでしょうか。
知力は試験で示せます。

手がかからないことは、お手伝いで示せるのではないでしょうか。

朝新聞を取ってくる、ゴミを捨てるくらいではダメです。
前回のお手伝いのところでも書きましたが
家事の中で、5.6歳の時にできないことはほぼありません。

熱いお湯や火を使う、アイロンも見守りは必要ですが、やればできます。
お裁縫も我が家は、娘たち2人とも年長の時にクロスステッチにはまっていました。
ハンカチにお姫様柄を作っていました。
またボタンつけくらい教えればできそうですよね。
娘たち一年生入学後は自分のスモックにピシッとアイロンをかけていました。

上の子はトイレ掃除、靴磨きを夏休みに極めていました。
下の子はお風呂掃除、そしてお料理が得意でした。
受験に関係のない末っ子も姉たちを見てましたので、
お客様が来る前は家中の床を雑巾がけ、ピカピカに、何も言わなくてもしています。
赤ちゃんが来るときは、特に念入りに椅子の脚、裏まで拭いていて
子供の視点は面白いと感心します。

お料理は、
いくつかレパートリーがあると良いですね。
必ず買い物から行きます。
材料を考え、1人でお使いです。
後ろからこっそり追いかけ
ムービーを撮影。親もワクワクします。

我が家の定番は、
ごはん味噌汁にはじまり、シチュー、カレー、肉じゃが
ニラ玉、ほうれん草のお醤油絞り。
ほうれん草お醤油絞りは、作り方をよく聞かれるので書いておきます。

ほうれん草を洗い、
茎ごとフライパンで茹でます。お鍋でもいいです。
2分ほどでザルにあげます。
重いので少しお手伝いが必要。
少しお水をかけ、余熱をとり
ボールにほうれん草をいれ、お醤油を上からかけ、しぼります。
食べやすい大きさに切り
お皿に盛ります。
手でちぎった海苔を山盛りかけておしまいです。
簡単すぎるレシピです。

次女の時
面接で本人がこのレシピを説明しました。
願書に、家族のために野菜料理を作り…と書いた流れからでした。

長女のときは、面接で
トイレ掃除の仕方について細かく説明する場面がありました。

たまたまなのかもしれませんが
お手伝いの説明をした学校は
現在進学している学校ではありませんが
ご縁を頂くことができました。

同じくらいの学力なら
お手伝いを頑張っている生活能力が高い子を入学させたいと思うのは自然なことだと思います。

入学してからも、自分のことをしっかりできるのは当たり前で
周りのお友達にも手を差し伸べ
先生のお手伝い、係の仕事も積極的にすることを想像させますね。

手がかからない、キラリと光る
我が子にするために
冬休みは楽しくお手伝いを
楽しく促しましょう!

次回は、
願書面接で学校側が知りたいこと
保護者編です。

最後まで読んで下さりありがとうございました。
明日も楽しい1日をお過ごしください。