ワーキングマザーのお受験奮闘日記 小学校受験編

3児のワーママ お受験備忘録です。

願書・面接で学校が知りたいこと

12月、師走ですね。
願書を早く書き始めましょうと少し前に書きました。
我が家らしさ、を出すために
お休み中に楽しいエピソードが見つかると良いですね。

願書を通して、学校側はどんなことをご覧になっているのでしょうか。

先ず
6年ないし12年16年、きちんと学費を納めていけるご家庭か。
これはまずお知りになりたいことだと思います。

それから
私立学校は、それぞれの学校の理念により10.20年後を見据えて経営、進化を遂げていこうとする中で
学校の方針を深く理解している保護者、知力の高い子供を
希望するのは当然のことといえます。

学校理解を深めることは
学校と信頼を結び、同じ方向をみて
子育て、教育をしていく
覚悟"を持つことです。

入学してから
こんなはずじゃなかったとクレームをする保護者は学校側は願書面接で見極めたいところでしょう。
クレーム処理で、本来の教育が滞るのは
なんとしても避けたいことです。

先生も、学校という環境も
また私たち保護者も完ぺきではありません。
だからこそ、同じ方向をみて教育、子育てをしていくことが大切です。
信頼してお任せする親の決断"も必要です。

そのために事前リサーチ、説明会はもちろん、卒業生在校生の話も聞ければ更に理解が深まるでしょう。

説明会に工夫をこらしている学校は
保護者に話を通して、理解を深めて欲しいという表れでしょう。
逆に毎年、また春と秋で同じようなことを
お話になる説明会は
出身者が多いのでは?と想像します。
伝統は良い面もありますが、在学してからも変化はあまり期待できないかもしれません。

毎年、同じ学校の願書を取り寄せていると、少しずつ願書が変化していることを
発見することがあります。

例えば、志願理由、子供の特徴、知らせておきたいことの言い回しが
少し変わっていたり。
またよく目を凝らすと行数が増えていたり。
書式が大幅に変更される場合も。
いずれもそこが学校側が
特に知りたいことなのが分かります。

何年かに渡って、説明会に参加し
願書や学校書類を読み
ホームページをじっくり見、
学校に触れると様々なことが分かってきます。
塾の先生より生の情報を知ることができ、詳しくなれることでしょう。

学校側が欲しいのは、このように
じっくりと校風を理解している保護者であることは間違いありません。

お子様のペーパー力アップも勿論大切ですが、お子様が頑張っている分
ご両親も学校研究を怠らず、そこの学校博士を目指しましょう。

そして、願書は
ご両親の学校研究成果、子育ての成果を
文書にちりばめられる
またとない機会です。

願書は、学校側も相当お読みになっています。
そして、もし合否ボーダーライン上に
なった際は
また再読されるでしょう。

勉強するのは子供。
願書で合格へ導けるのはご両親しかいません。
年が明けたらじっくりと時間をかけて願書に取り組みましょう。


読んで下さりありがとうございました。
明日も素晴らしい1日になりますように。
しっかり睡眠時間確保して下さいね。